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歌川広重『名所江戸百景 千住の大はし』
版元:魚屋栄吉 安政3年(1856)2月
千住大橋は文禄3年(1594)、隅田川に架けられた最初の橋。当時、この大橋から上流が荒川、下流が隅田川と呼ばれていた。画面右手に見える家々は、江戸四宿のひとつ「千住宿」で、奥州街道、日光街道、水戸街道、佐倉街道が通る交通の起点であった。川岸には材木問屋も軒を連ねていた。画面上に描かれているのは日光連山と思われる。
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千住大橋は文禄3年(1594)、隅田川に架けられた最初の橋。当時、この大橋から上流が荒川、下流が隅田川と呼ばれていた。画面右手に見える家々は、江戸四宿のひとつ「千住宿」で、奥州街道、日光街道、水戸街道、佐倉街道が通る交通の起点であった。川岸には材木問屋も軒を連ねていた。画面上に描かれているのは日光連山と思われる。