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歌川広重『東都名所 隅田堤花見乃図』
版元:佐野屋喜兵衛 文政~天保年間(1818~1844)

向島の堤から向こう岸の小高い待乳山がのぞく。江戸時代の向島の墨堤は、桜の名所地として有名。満開の桜を見る花見客があふれる。お酒の飲むもの、三味線に合わせて踊るもの、それを迷惑そうに見ているもの。花見の賑やかさはいつの世も変わらないものである。

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